ウーゴ・エキティケ

プレースタイル

どうもこんにちは、「あの細い子、なんか強くない?」が最近の口癖になってる人です。

さて今回は、フランクフルトでじわじわ進化中のフランス人FW、ウーゴ・エキティケについてのお話。
パリSGではちょっと影が薄かったけど、ブンデスに来てから「じつはオレ、こういうの得意なんスよ」って顔でどんどん自分を出してきています。

エキティケ、基本的には「CFっぽいけど、実は元WGです」なタイプ。
高身長なのにスピードがあり、細身なのにグイグイ体を当ててくるという、なんかこう“どっちやねん”感が魅力。

普段はサイドに流れてボールを受けて、自分で運んで、カットインして「シュートかパスか、どっちでもいけるよ?」みたいな顔をします。実際はけっこう外します。でも気にしません。だって彼は、細くて強くてちょっと不器用なアーティストだから。

監督から「背負ってキープして!」って言われたら、「いいけど、できるだけオシャレにやりたいっス」とか言って、アウトサイドでフリックしちゃう。うまくいく日もあれば、カウンター食らって泣きそうになる日もある。そんな繊細さがあるから、見てて目が離せない。

プレーの判断がちょっとズレてることもあるんだけど、それって裏を返せば**「まだ伸びしろしかない選手」**ってこと。感情で動くタイプだから、落ち込んだり燃えたりが激しいけど、そこも含めて応援したくなるんですよ。

フランクフルトのトップメラー監督はそんなエキティケをうまくハンドリングしていて、「相棒のマルムシュが走ってくれるから、エキティケは半分ぐらいアーティストしててOK!」という感じでうまく噛み合わせていました。

あと、ピッチ外ではめちゃくちゃ陽気。フランクフルトのムードメーカーみたいな存在で、ゴールセレブレーションで毎回誰かを巻き込んで変なダンスしてる。ベテランのチャンドラーにもめちゃくちゃ可愛がられてるらしいです。そういうの、好き。

もちろんまだ課題はあります。守備強度やスタミナ、プレー判断など「もうちょい頑張ろうね」という部分は多いんだけど、何より大事なのは、**彼がちゃんと「自分を出してる」**ってこと。
パリで迷ってた頃とはまるで別人。今の彼は、多少うまくいかないことがあっても「まあ、次はうまくいくだろ」って笑えるタイプです。

ということで、ウーゴ・エキティケという“未完成の変幻自在型ストライカー”、
今後どう化けるのか、目が離せません!

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