どうもこんにちは。
「アレックス・バエナのプレーを見ると、無意識に“次の展開”を考えてしまう人」、つまりサッカー観戦ガチ勢です。
今回は、そんな“先読みしたくなる男”、スペイン代表MFアレックス・バエナについて。
この夏にビジャレアルからアトレティコ・マドリードへ加入し、ますます注目度が高まっている彼のプレースタイルと魅力を、しっかり深掘りしていきます。
自由に動く“ピッチ上の創造主”
バエナの本職はトップ下ですが、彼の動きはその枠にとどまりません。
中央から左サイド、時には右サイドまで顔を出し、流れるようにポジションチェンジを繰り返す。
いわば「システムに縛られない自由人」。
でも、単に自由に動いてるだけじゃないのが彼のすごいところ。
視野の広さと状況判断力が飛び抜けていて、狭いスペースでも相手のプレスをかわしながら、スッと最適なパスを選びます。
見ている側も、「え、そこ通すの!?」と驚くようなパスを当たり前のように出すので、気づけば試合を“読む”のではなく“感じる”選手になっています。
精密機械のようなパス、その“間”が芸術
バエナの魅力を語るうえで欠かせないのが、タイミングの絶妙さです。
味方の走り出す一瞬を逃さず、相手DFの“逆を突く”ようなスルーパスを出す。
しかもそのパス、強弱・コース・スピン、どれを取っても芸術的。
まさに“ゲームを操るマエストロ”。
ラ・リーガでもトップクラスのプレーメーカーと言われる所以です。
得点力も侮れない、“自分で決められる”男
バエナはアシストだけでは終わりません。
ときに自らペナルティエリアへ侵入し、ミドルシュートや中央突破からのゴールを狙うなど、自分でフィニッシュまで持ち込める能力も持っています。
しかも、そのシュートが鋭い。GKが反応しきれない場面も多く、油断すると一発で仕留められます。
攻撃のバリエーションに幅があるのも、彼の大きな武器です。
セットプレーの名手としての存在感
フリーキック、コーナーキックといったセットプレーでもバエナは一流。
カーブの質、スピード、精度すべてが高く、彼のキックから直接得点につながるシーンも多々あります。
特にCKではニアとファーを巧みに使い分けることで、味方に合わせやすいボールを供給。
いわば「セットプレーで点が取れる選手」は、チームにとってまさに宝です。
守備への献身と、成長が期待される“粗さ”
意外かもしれませんが、バエナは守備でもよく走る選手。
プレスバックや中盤でのインターセプトにも積極的に関わり、攻守の切り替えが非常にスムーズです。
ただし、時折“熱くなりすぎる”場面も。
無理なチャレンジからのファウルや、判定への抗議でカードをもらってしまうことも。
このあたりは年齢相応とも言えますが、アトレティコでの経験を経て、もっと“クレバーな守備者”へ進化できる可能性を感じさせます。
アトレティコで新たな物語が始まる
ビジャレアルでは中盤の核として活躍してきたバエナ。
そして今回のアトレティコ移籍は、まさに彼にとっての“次のステージ”です。
シメオネ監督の下で求められるのは、戦術理解、守備の強度、そして瞬時の判断力。
それでも、彼の創造力・自由な発想・技術の高さが融合すれば、アトレティコに新しい攻撃のオプションを加えることは間違いありません。
バエナの今後が、楽しみで仕方ない!
単なるテクニシャンではなく、**“ゲームを創る選手”**としてチームの心臓になれる存在。
それがアレックス・バエナという選手です。
これから彼がどんな進化を遂げていくのか、
アトレティコでどんな物語を紡いでいくのか——。
その一挙手一投足に、サッカーファンの視線が集まっています。
次節も、そしてその次も。
ピッチにバエナがいるだけで、試合を見る目が変わる。
そんな選手、なかなかいませんよね。
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